【MP3】 3大アヴェ・マリア
●クリスマス “3大アヴェ・マリア”
Ave Maria(アヴェ・マリア)の Ave というのは、ラテン語で「歓び迎える」と言う意味の言葉で、
英語の「Hail」(ヘイル)または「Greetings!」にあたる言葉です。Ave Maria は、英語では、Hail Mary(ヘイル・マリー)といいます。「Hail」「Greetings」「Hello」「Hey」「Hi」は、いずれも「こんにちは」という挨拶の言葉で、同意語です。「Hail」と「Greetings」は格式のある言葉、「Hello」は丁寧な言葉、「Hey」と「Hi」はくだけた言葉です。Ave Mariaも、Hail Maryも、日本語に直訳すると「こんにちは、マリア」または「おめでとう、マリア」を意味します。Ave Maria はラテン語なので、英語圏でも通用します。Ave Mariaは転じて、キリスト教(特にローマ・カトリック)の聖母マリアへの祈祷を指します。この祈祷のための教会音楽や、祈祷文を歌詞にした音楽作品なども意味します。
数多い「アヴェ・マリア」の音楽うち、『グノー/バッハのアヴェ・マリア』、『シューベルトのアヴェ・マリア』、『カッチーニのアヴェ・マリア』は、3大アヴェ・マリアと称されています。
AveMaria 「無原罪の御宿り -アランフェス-」 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ作 スペイン マドリード プラド美術館蔵 The Immaculate Conception of Aranjuez (1656-1660). Bartolome Esteban Murillo (1618-1682). Museo del Prado, Madrid, Spain. 絵画出典:CatholicPosters.com
グノー/J.S.バッハ: アヴェ・マリア

バッハの原曲にグノーがメロディを乗せた代表的「アヴェ・マリア」。 バッハが「アヴェ・マリア」として作曲したのではなく、 バッハの「平均律クラヴィーア曲集」第1番ハ長調BWV846の前奏曲の部分に、 グノーが後でメロデイを付け加えて「アヴェ・マリア」にしたものです。 シューベルトの同名曲などと並び、最も愛されている「アヴェ・マリア」のひとつです。
グノー
J.S.バッハ
シューベルト: 《アヴェ・マリア》 ~エレンの歌 第3番 D.839 Op.52-6

歌曲王シューベルトを代表する和声も美しい名歌曲 数ある「アヴェ・マリア」の中でも完成度、人気共にトップクラスと言える有名曲です。
シューベルト
G.カッチーニ: アヴェ・マリア

バッハ/グノー、シューベルトと並ぶ至上のアヴェ・マリア 数多いアヴェ・マリアの中で最もダイナミックで官能的な旋律が魅力です。
G.カッチーニ
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Ave Maria(アヴェ・マリア)の Ave というのは、ラテン語で「歓び迎える」と言う意味の言葉で、
英語の「Hail」(ヘイル)または「Greetings!」にあたる言葉です。Ave Maria は、英語では、Hail Mary(ヘイル・マリー)といいます。「Hail」「Greetings」「Hello」「Hey」「Hi」は、いずれも「こんにちは」という挨拶の言葉で、同意語です。「Hail」と「Greetings」は格式のある言葉、「Hello」は丁寧な言葉、「Hey」と「Hi」はくだけた言葉です。Ave Mariaも、Hail Maryも、日本語に直訳すると「こんにちは、マリア」または「おめでとう、マリア」を意味します。Ave Maria はラテン語なので、英語圏でも通用します。Ave Mariaは転じて、キリスト教(特にローマ・カトリック)の聖母マリアへの祈祷を指します。この祈祷のための教会音楽や、祈祷文を歌詞にした音楽作品なども意味します。
数多い「アヴェ・マリア」の音楽うち、『グノー/バッハのアヴェ・マリア』、『シューベルトのアヴェ・マリア』、『カッチーニのアヴェ・マリア』は、3大アヴェ・マリアと称されています。
グノー/J.S.バッハ: アヴェ・マリア

シューベルト: 《アヴェ・マリア》 ~エレンの歌 第3番 D.839 Op.52-6

G.カッチーニ: アヴェ・マリア

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絵画解説(引用): 無原罪の御宿り -アランフェス-
このページの上部の絵は、スペインの美の殿堂プラド美術館に所蔵されるセビーリャ派の巨匠バルトロメ・エステバン・ムリーリョの作品『無原罪の御宿り -アランフェス-』である。
『無原罪の御宿り』は神の子イエスが宿る聖器に選ばれた聖母マリアも、原罪(性交)なしに生まれた汚れの無い存在でなければならないとする聖母の神性の主張によって制定された教義であり、聖母信仰が盛んであったスペインにおいて、最も一般的な主題のひとつであった。
ムリーリョの『無原罪の御宿り』には、「エル・エスコリアル」「ベネラブレス」「アランフェス」など複数の作品がある。こちらを参照。
本作 「アランフェス」はムリーリョ晩年期を代表する傑作『無原罪の御宿り』。本作に描かれるのは聖母マリア信仰の厚かったスペインで当時圧倒的な人気を博した主題である、神の子イエスを宿す聖器である聖母マリアの誕生も原罪無きものであるとする解釈『無原罪の御宿り』で、ムリーリョ独特の柔らかい光彩と筆跡によって表現される人物の輝くような描写が見事に示されている。アランフェスのサン・アントニオ聖堂が旧蔵していたことから「アランフェス」の愛称でも知られる本作の主題『無原罪の御宿り』は、最初は東方で唱えられ神学者の間で盛んに議論された後、1854年にようやく公認された複雑な教理で、カトリックと対立していたプロテスタントは本主題での聖母マリアの聖性を否定していたが、当時、最もカトリック信仰の厚かった地域であるスペインでは、運動性と甘美に満ちた表現によって示される聖母マリアの純潔性を描いた作品が非常に人気が高く、そのような表現を得意としていたムリーリョは当時のみならずその後もスペインを代表する画家として史上に長く君臨し続けた。なお画家の作品目録の編集をおこなったアングーロ・イニゲスによって本作の両横部分が切断されたことが指摘してされている。
(詳細はこちら)
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この記事へのコメント
凄く分かりやすい解説が載っていて
「へぇ~、そうなんだ」と思いつつ聞いていました。
ダウンロードもさせていただいたのですが
私はシューベルト版が繊細なメロディで好きだなあ、と感じました。
やはりアヴェ・マリアはグノーとシューベルトが有名ですよね。
また来させていただきます。
mp3ありがとうございます!