【映画】三丁目の夕日 ~ あの頃の映画
昭和30年代、あの頃の映画

嵐を呼ぶ男
堀北真希さんのブログの「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の中で映画を観にいくシーンが紹介されていて、映画館のポスターをよくみると、なんと、「狂った果実」と「嵐を呼ぶ男」の2本立て。
どちらも、私が中学生から高校生時代にかけて公開された日活映画。
なにか急に若返った気分です。
昭和30年代は、まさに日本映画の黄金時代でした。この頃は、日活撮影所のある調布に住んでいましたので、多摩川や撮影所の周辺をよく散歩していました。中学校の先生に引率されて、その他大勢の役でエキストラとして参加したこともありました。調布は「東洋のハリウッド」と呼ばれ、日活・大映ともに多くのスターを生み出しました。 しかし、その後のテレビの普及により、撮影所は次第に縮小しましたが・・・
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の中に昔の映画館の光景をみて、懐かしい思いでした。
当時は、石原裕次郎を中心としたアクション映画と、
吉永小百合を中心とした青春純愛映画が日活を牽引していました。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で、当時中学生~高校生であった青春時代にもう一度、
めぐり合えるような気がします。
「太陽の季節」
(主演:南田洋子、長門裕之) 昭和31年05月17日公開
石原裕次郎新人デビュー
この映画が公開されたときは、中学生でした。内容はおぼろげながら耳にしましたが、
文部省推薦!?でも、両親推薦!?でもなかったので、観ることは出来ませんでした。
「狂った果実」
(主演:石原裕次郎、北原三枝、津川雅彦) 昭和31年07月12日公開
頭が狂って、勉強が手につかなくなるのではないかと思いました。
親に内緒で、一人でこっそり観に行きました。狂いました。
「錆びたナイフ」
(主演:石原裕次郎、小林旭、北原三枝) 昭和33年03月11日公開
カラオケで歌うことがありますが、裕次郎の歌がいいです。
「砂山の砂を 指で掘ってたら まっ赤に錆びた ジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが
埋(うず)めたか 胸にじんとくる 小島の秋だ~」
「陽のあたる坂道」
(主演:石原裕次郎、北原三枝) 昭和33年04月15日公開
石原裕次郎をイメージして書かれた石坂洋次郎の小説の映画化です。
通学の途中、映画を真似て、陽のあたる坂道を自転車で駆け上ったりしていました。
「嵐を呼ぶ男」
(主演:石原裕次郎 北原三枝) 昭和33年12月28日公開
石原裕次郎を一躍国民的スターにした大ヒット作です。 歌の中で裕次郎は、
「おいらはドラマー、やくざなドラマー、おいらがおこれば嵐をよぶぜ」と歌っており、
やくざ映画と勘違いされそうですが、裕次郎の笑顔が底抜けに明るい。
美しい兄弟愛を中心に裕次郎が唄って暴れてぐっと泣かせます。
「ギターを持った渡り鳥」
(主演:小林旭 浅丘ルリ子) 昭和34年10月11日公開
はじめて観た小林旭のアクション映画です。
流れ者の風来坊が、地元のボスとその一味の悪巧みと戦うという和製西部劇のような
単純明快なお話。 大ヒットで「渡り鳥」はシリーズ化されました。
小林旭の歌は、この後、名曲「北帰行」等につながります。
ヒロイン浅丘ルリ子の目が愛らしく可憐でした。
このあと私は、昭和38年頃からの、石原裕次郎と浅丘ルリ子の共演による
「夕陽の丘」「赤いハンカチ」などの日活ムード・アクションにはまっていきました!!!
-----------------------------------------------------------------------
【回想】「三丁目の夕日」の時代~あの頃は
-----------------------------------------------------------------------
あの頃の映画の回想
●石原裕次郎を懐かしむ
●浅丘ルリ子を想う
-----------------------------------------------------------------------
当blogにて使用している画像・音楽・引用文の著作権は、その著作者・制作者・制作会社に帰属します。
Copyright© 2007 Matiere

堀北真希さんのブログの「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の中で映画を観にいくシーンが紹介されていて、映画館のポスターをよくみると、なんと、「狂った果実」と「嵐を呼ぶ男」の2本立て。
どちらも、私が中学生から高校生時代にかけて公開された日活映画。
なにか急に若返った気分です。
昭和30年代は、まさに日本映画の黄金時代でした。この頃は、日活撮影所のある調布に住んでいましたので、多摩川や撮影所の周辺をよく散歩していました。中学校の先生に引率されて、その他大勢の役でエキストラとして参加したこともありました。調布は「東洋のハリウッド」と呼ばれ、日活・大映ともに多くのスターを生み出しました。 しかし、その後のテレビの普及により、撮影所は次第に縮小しましたが・・・
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の中に昔の映画館の光景をみて、懐かしい思いでした。
当時は、石原裕次郎を中心としたアクション映画と、
吉永小百合を中心とした青春純愛映画が日活を牽引していました。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で、当時中学生~高校生であった青春時代にもう一度、
めぐり合えるような気がします。
2007年11月3日公開
【映画】ALWAYS 続・三丁目の夕日
「太陽の季節」
(主演:南田洋子、長門裕之) 昭和31年05月17日公開
石原裕次郎新人デビュー
この映画が公開されたときは、中学生でした。内容はおぼろげながら耳にしましたが、
文部省推薦!?でも、両親推薦!?でもなかったので、観ることは出来ませんでした。
「狂った果実」
(主演:石原裕次郎、北原三枝、津川雅彦) 昭和31年07月12日公開
頭が狂って、勉強が手につかなくなるのではないかと思いました。
親に内緒で、一人でこっそり観に行きました。狂いました。
「錆びたナイフ」
(主演:石原裕次郎、小林旭、北原三枝) 昭和33年03月11日公開
カラオケで歌うことがありますが、裕次郎の歌がいいです。
「砂山の砂を 指で掘ってたら まっ赤に錆びた ジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが
埋(うず)めたか 胸にじんとくる 小島の秋だ~」
「陽のあたる坂道」
(主演:石原裕次郎、北原三枝) 昭和33年04月15日公開
石原裕次郎をイメージして書かれた石坂洋次郎の小説の映画化です。
通学の途中、映画を真似て、陽のあたる坂道を自転車で駆け上ったりしていました。
「嵐を呼ぶ男」
(主演:石原裕次郎 北原三枝) 昭和33年12月28日公開
石原裕次郎を一躍国民的スターにした大ヒット作です。 歌の中で裕次郎は、
「おいらはドラマー、やくざなドラマー、おいらがおこれば嵐をよぶぜ」と歌っており、
やくざ映画と勘違いされそうですが、裕次郎の笑顔が底抜けに明るい。
美しい兄弟愛を中心に裕次郎が唄って暴れてぐっと泣かせます。
「ギターを持った渡り鳥」
(主演:小林旭 浅丘ルリ子) 昭和34年10月11日公開
はじめて観た小林旭のアクション映画です。
流れ者の風来坊が、地元のボスとその一味の悪巧みと戦うという和製西部劇のような
単純明快なお話。 大ヒットで「渡り鳥」はシリーズ化されました。
小林旭の歌は、この後、名曲「北帰行」等につながります。
ヒロイン浅丘ルリ子の目が愛らしく可憐でした。
このあと私は、昭和38年頃からの、石原裕次郎と浅丘ルリ子の共演による
「夕陽の丘」「赤いハンカチ」などの日活ムード・アクションにはまっていきました!!!
-----------------------------------------------------------------------
【回想】「三丁目の夕日」の時代~あの頃は
-----------------------------------------------------------------------
あの頃の映画の回想
●石原裕次郎を懐かしむ
●浅丘ルリ子を想う
-----------------------------------------------------------------------
当blogにて使用している画像・音楽・引用文の著作権は、その著作者・制作者・制作会社に帰属します。
この記事へのコメント