ソフィア・ローレンは1934年9月20日にローマで生まれた。ナポリ近郊のポッツオーリ(Pozzuoli)という町で貧乏な少女時代を送り、早い頃から女優を志した。1961年の「ふたりの女」でアカデミー主演女優賞、カンヌ映画祭女優賞を獲得した。1964〜1970年にはイタリアきってのプレイボーイ俳優マルチェロ・マストロヤンニと幾つかの作品で共演、名コンビとして評価された。なかでも1970年の「ひまわり(Sunflower)」は不朽の名作として多くのファンを開拓した。はっきりした目鼻立ち、肉感的な風貌により、素朴なイタリア女性の理想を体現して、戦後のスクリーンを飾った最も美しい女優のひとりに数えられた。激しい気性の女性を演じることが多く、その生き生きとした存在感と、「イタリアの太陽」と称えられたその美貌は、歳を重ねても輝きを失うことなく、映画の中で光り続け、ドル箱女優の地位を保ち続けた。70歳を過ぎた今でも現役の頃と寸分違わぬ美貌が輝いている。 ソフィア・ローレン ホームページ (ファンサイト) http://www.geocities.com/loren_sophia/ 島の女 (Boy on a Dolphin) ソフィア・ローレン主演映画「島の女」 原題:Boy on a Dolphin (いるかに乗った少年) Boy On A Dolphin - Original Trailer 1957 Sophia Loren, Tonis Maroudas - Ti 'ne afto pou to lene agapi (1957) 「島の女 」は、ギリシャのエキゾチックな風景をバックに、秘宝をめぐる冒険とロマンスを描いたドラマである。 ギリシャのハイドラ島(ヒドラ島)で海綿採りの海女をしている娘・フェードラ(ソフィア・ローレン)は、ある日、エーゲ海の海底に眠る古代の秘宝、イルカに乗った少年の黄金像を見つけた。恋人のリフは幻覚だと相手にしないが、ホーキンス医師(ローレンス・ネイスミス)は、資料を調べ、船が約2千年前に沈んだ宝物船であると見当をつけた。フェードラは、この黄金像を売れば暮らしが楽になる、弟を学校にやることもできると、アテネの博物館に売り込みに行く。相手をしたのはアメリカ人考古学者コールダー博士(アラン・ラッド)。陰で話を聞いていたイギリス人美術コレクターのパーマリー(クリフトン・ウェッブ)は、博物館に売ったのでは金にならないとフェードラに入れ知恵する。パーマリーに売るつもりになったフェードラは、コールダーを違う場所に案内してあきらめさせようとする。しかし、コールダーの言葉にフェードラの心は揺れる。彼女は彫像をパーマリーに引き渡す前に、一度コールダーに見せることにした。しかし、彫像はすでに洞窟から持ち出されていた。コールダーは事件をギリシャ当局に報告して島を去る決意をする。フェードラとコールダーは二人で過ごすうちに、次第に惹かれあうようになる。 ソフィア・ローレン初のアメリカ映画主演作であり、シネスコ画面にソフィアの若い肢体も魅力的な作品である。主題歌の「イルカに乗った少年(Boy on a Dolphin)」が大ヒット。 ソフィア・ローレンが映画の中でギリシャ語で歌う主題歌の原曲は、ギリシャのタキス・モラキス(Takis Morakis)の「ティナフト(Tinafto)」という曲で、それをアメリカの作曲家ヒューゴ・フリードホファ(Hugo Friedhofer)がアレンジしたものである。ギリシャ語の作詞は J. Fermanglouである。 映画の最初と最後のタイトルバックに使われている曲はアメリカのポール・フランシス・ウェブスター(Paul Francis Webster)が英語の詞をつけ、ジャズシンガーのジュリー・ロンドン(Julie London)が歌ったものである。映画の中でジュリー・ロンドンは「これは、人びとが、いるかについて語り伝える物語...」とギターの伴奏でしっとり歌った。エキゾチックで、流れるように綺麗なメロディーである。ヘレン・メリル(Helen Merrill)も歌っている。 ヒューゴ・フリードホファ Hugo Friedhofer http://www.d1.dion.ne.jp/~hsakagam/Composer134.htm 島の女 BOY ON A DOLPHIN http://www.d1.dion.ne.jp/~hsakagam/Composer134.htm#BOY ON A DOLPHIN FSM Board: "BOY ON A DOLPHIN" ... Greek text by J. Fermanglou http://www.filmscoremonthly.com/board/posts.cfm?threadID=53504&forumID=1&archive=0 Tinafto(ティナフト) --(ギリシャ語) 歌:ソフィア・ローレン S'agapo,s'agapo,s'agapo. Ti neafto pouto lene agapi Ti neafto−ti neafto Pou krifa tis kardies odigi Ki opios toniose to nostalgi Ti neafto pouto lene agapi Ti neafto−ti neafto− Gelio darki liakada vrohi Tis jois mas ke telos kiarhi Pote pote kanaba stoma Den toure ke den tope−akoma Ti neafto pouto lene agapi Ti neafto−ti neafto− Pou se kanis nales to skopo S'agapo,s'agapo,s'agapo. 歌の中に出てくる"S'agapo"というのはギリシャ語で、英語の "I love you"という意味だそうだ。 "Tinafto" は"何?"という意味、"agapi"は"愛"という意味で、 Tinafto pu to lene agapi は、"愛って、いったい何?"という意味になる。 A Boy on A Dolphin --(英語) 歌:ジュリー・ロンドン There's a tale that they tell of a dolphin And a boy made of gold. With the shell of the pearls in the deep He has lain many years fast asleep. What they tell of the Boy on A Dolphin Who can say if it's true. Should he rise from the depths of the ocean And wish that you wish will come true. You say he is only a statue And what can a statue achieve. And yet while I'm gazing at you My heart tells my head to believe. If the boy whom the God have enchanted Should arise from the sea And the wish of my heart could be granted I would wish that you loved only me. (訳詞) 「鍵」The Key 『THE KEY』(鍵)1958 イギリス 主演:William Holden ウィリアム・ホールデン (David Ross) Sophia Loren ソフィア・ローレン (Stella) 異色の恋愛ドラマ。第二次大戦中、敵の攻撃を受けた船を曳航するという危険な仕事をしているイギリス海軍の曳船の船長は、同僚から不思議な女の部屋の鍵を渡される。が、その同僚は戦死してしまう。彼の最後の言葉に従って女と暮らし始めた船長であったが... "鍵 -- キネマ旬報DB(MovieWalker)" "The Key --Britmovie - The home of UK Films" ふたりの女(La Ciociara) アカデミー主演女優賞、カンヌ映画祭女優賞受賞作品 第二次世界大戦下のイタリア。夫を亡くし、食料品店を切り盛りしている女主人公は、娘を連れて田舎へ疎開する。戦争は間もなく終結するが、疎開先からローマへ引き返す母娘に思わぬ悲劇が待ち受けていた。戦争の混乱の中を生き抜く女たちの姿を力強く描いた作品で、注目は母親を演じるソフィア・ローレンの力演。 ふたりの女(La Ciociara) ひまわり (Girasoli) ソフィア・ローレンの代表作といっていい作品 映画『ひまわり』は、戦争を舞台にした、ソフィア・ローレン&マルチェロ・マストロヤンニ主演の切ない映画だ。そのいきさつは『シェルブールの雨傘』も似通っている。 ロシア戦線の生き残りで命を助けらた兵士と、大地一面にひまわりが咲き乱れる村の娘。 出征前の故郷の恋人。この3人の切ない人間模様が、画面いっぱいに咲き乱れるひまわり畑と重なる。 映画『ひまわり』の主題曲は、ヘンリー・マンシーニの作品。 ヘンリー・マンシーニの曲も、この上なく美しい。スクリーン・テーマではあるが、何か別格な風格を感じる曲だ。 太陽に輝くウクライナのひまわり畑に咲く大きな愛の花、そんなイメージでまとめられた曲なのだろう。 【Loss of love】 Sunflower 〜ひまわり〜 のテーマ "Sunflower" が、どういうわけか歌の題名は、"Loss of love" 作詞/ ボブ・メリル Bob Merrill 作曲/ ヘンリー・マンシーニ Henry Mancini 歌 / スコット・ウォーカー Scott Walker 【英語歌詞】 Love is storm and wind and tide All the tears your heart can hold But I look back after Loss Of Love And know the days were gold I see only shattered skis Not a ray of light to find But I look back after Loss Of Love And sunlight blinds my mind Songs were sung with words as young as May But in the midst of summer winter came A chill blew out the flame Now the words of haunted songs Ring as clear as they did then Still I look back after Loss Of Love And live to love again ラ・マンチャの男 (Man of La Mancha : Sancho Panza Gay?) ラ・マンチャの男 (Man of La Mancha) はセルバンテスの小説『ドン・キホーテ』をもとにしたミュージカル作品 中世スペイン、セリヴィアの牢獄のなかで作家セルバンテスは「ドン・キホーテ」という小説を書き始める。その内容はラ・マンチャという地方の郷士(騎士)、ドン・キホーテが従者サンチョ・パンサをつれて永遠の女性ドルネシアを求める遍歴の旅≠フ物語だった。 Sancho Panza Gay? (ラ・マンチャの男) 見果てぬ夢--ラ・マンチャの男 "The Impossible Dream" from MAN OF LA MANCHA (1972) music by Mitch Leigh and lyrics by Joe Darion トリノ五輪セレモニー&ネッスン ドルマ (Torino 2006 Olympic Ceremony - Overview + "Nessun Dorma") 2006年2月にイタリア・トリノで開催された冬季オリンピックの開会式で、ソフィア・ローレン、スーザン・サランドン、マータイら平和と友愛を象徴する世界の8人の女性が、各大陸を代表する女性として五輪旗を掲げて登場した。ソフィア・ローレンは、72歳のこの時でも凛々しい姿で登場。変わらず理想的なイタリア女性として絶大なる人気を誇ってるという。 ![]() ソフィア・ローレン出演映画のポスターは、ここ(英語サイト)に多く掲載されている。 Sure, there are some women I lusted for in my dreams (and day-dreams)... a variety of them. People like (young) Elizabeth Taylor, (young) Joan Collins. but also Mitzi Gaynor (even today!), Audrey Hepburn, Lauren Bacall, Susan Hayward, Catherine Deneuve, a number of others... but most notably, Sophia Loren, who even today manages despite the ravages of seven decades to carry off a head of Big Hair and slinky sequined gowns. Loren typified for me the classic beauty of Mediterranean Europe. (日本語訳) 当blogにて使用している画像・音楽・引用文の著作権は、その制作者・制作会社に帰属します。 |
| << 前記事(2009/08/24) | トップへ | 後記事(2009/10/01)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
エーゲ海の海綿
ギリシャを旅した際、クレタ島やサントリーニ島の土産物を売る店の店先には、不恰好ではあるが見たことがないほど大きな海綿がぶら下げられていた。地中海、とりわけエーゲ海では古来「海綿獲り」が盛んという。 ...続きを見る |
Tomotubby’s Travel B... 2009/10/29 04:02 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2009/08/24) | トップへ | 後記事(2009/10/01)>> |